仕事と人生に効く教養としての映画
仕事と人生に効く教養としての映画 単行本(ソフトカバー)
伊藤弘了(いとう・ひろのり)
発売日 : 2021/7/28
言語 : 日本語
単行本(ソフトカバー) : 368ページ
ISBN-10 : 4569849237
ISBN-13 : 978-4569849232
2,255円(本体価格2,050円)
ただ漫然と映画を見ていませか? 本書は、「映画の見方」を教える本です。数百名以上の大学生を感動の渦に巻き込んだ「日本一わかりやすい映画講師」が、鑑賞にあたって知るべき事前知識から、撮影テクニック、場面展開、シーンの「意味付け」に至るまで、『東京物語』『ボヘミアン・ラプソディ』など不朽の名作を題材にして、映画を学びに変える鑑賞法を講義形式で解説します。本書がめざすのは「能力の底上げ」。作品のメッセージが手に取るようにわかるようになれば、感性が磨かれ、教養を深めることができます。映画を意識的に見ることで、人間としての魅力や人生の向上にもつながります。ネット動画をついダラダラ見てしまう方、口コミや評判をもとにコンテンツを享受しているような方にこそ、自分を変えるきっかけにもなる一冊です。さらに、「何からみればいいの?」という人に向けて、洋画・邦画合わせて200以上のおすすめ作品を紹介。
伊藤弘了(いとう・ひろのり)
映画研究者、批評家。1988年生まれ。愛知県出身。京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程研究指導認定退学。現在は関西大学、同志社大学、甲南大学で非常勤講師を務める。また、東映太秦映画村・映画図書室にて資料整理の仕事を行なっている。「國民的アイドルの創生――AKB48にみるファシスト美学の今日的あらわれ」(『neoneo』6号)で「映画評論大賞2015」を受賞。本書が初の単著。